音楽著作権実用講座/Practical Seminar on Music Copyright

〜知らなかった…では済まされない!吹奏楽・教育現場・ビジネス現場の著作権リスクを、この講座で解消します〜

音楽を扱うすべての現場で、今、著作権が問われています。

  • 部員の人数分だけ、市販楽譜をコピーして配布
  • 他校から譲り受けたコピー楽譜を使用
  • 編曲した曲を定期演奏会で発表
  • 第三者が制作した音源を自身が制作した映像のBGMに使用

これらの行為、著作権者の許可なく行っていませんか?こうした行為は、意図せず著作権法違反となる恐れがあります。
実際、吹奏楽や教育の現場では、「学校だから」「昔からの慣習だから」という理由で、正しい手続きを踏まずに著作物が使用されている例が後を絶ちません。

作曲者や編曲者、作詞者が創作した、音楽の範囲に属する物を音楽著作物といいます。著作物を創作した著作者に与えられる権利を著作権といい、著作者は著作権法という法律によって保護されています。
著作権はさまざまな権利で構成されており、利用方法ごとに利用手続きを行い、著作権を有する著作権者に利用許諾を受けます。著作権者によっては、著作権の管理を著作権管理団体(JASRAC、NexTone)に委託している場合があります。著作権管理団体は、著作者に代わって利用許諾を行い、定期的に著作権料を著作権者に分配しています。

本講座では、作編曲家でもある講師が解説を行い、現場経験を交えながら音楽著作権について学びます。この講座を受講することで、音楽著作物を適法に安心して利用できるようになることを目指します。

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本講座の目的

“知らなかった”を、“自分で正しく対応できる”に変えること。

本講座は、著作権の誤解・不安をなくし、音楽を安心して使える環境を広げるための、実務に直結した内容です。

  • 演奏利用(演奏会・イベント等)
  • 配信利用(YouTubeやSNSでの演奏動画)
  • 出版利用(楽譜のコピー・複製)
  • 編曲利用(アレンジ、カバー演奏)
  • 学校・教育利用(授業、部活動、合奏練習)

これらのよくある利用シーンについて、著作権の基礎知識から、正しい手続き方法、相談先の見つけ方までを網羅的に解説します。

 
 
 
 
 
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なぜ音楽出版社がこの講座を主催するのか?

音楽出版社は、作曲家・作詞家・編曲家など、音楽著作物を生み出す人々の権利を守る立場にあります。
同時に、楽譜や楽曲を正しく安心して使いたい人々へ届ける橋渡し役でもあります。

「音楽を使いたい人が、ルールを理解した上で、自由に音楽を楽しめる世の中へ」
そのために、私たちは啓発・教育の責務を果たします。

この講座は、そうした出版社の社会的責任の一環として企画されたものです。
信頼ある情報と、現場で使える知識を、皆さまにお届けします。

本講座で得られること

  • 音楽著作権の正しい理解
  • 各種利用シーンにおける適切な手続きの習得
  • 著作権者や管理団体(JASRAC、NexTone)への許諾取得の方法
  • トラブルの回避と自信を持った活動の継続

こんなこと、ありませんでしたか?

  • YouTubeでカバー曲を公開したいけど、JASRACへの手続きってどうやるの?
  • イベントや事業で楽曲を流したいけど、どの手続きをすればいいの?
  • 演奏依頼を受けた時にリクエストを受けました。既存の楽譜がないので自分たちで編曲することになったのですが、誰に許可を取ればいいの?
  • 権利者の許諾を得ずに利用してよい場合があるって聞いたけど、どのような場合なの?
  • 市販楽譜のコピーって大丈夫?電子楽譜の共有って大丈夫?
  • カラオケで歌っている映像(音声)をSNSに投稿することって大丈夫なの?
  • 誰かに相談したいけど、どこに聞けばいいのか分からないし、相談費用も高そう…

音楽著作権実用講座は、皆さんが抱える音楽著作権の悩みを、皆さんに寄り添いながら解決します。

実際にこのような著作権トラブルが起きています!

  • インターネット上での著作権侵害
    プロモーション動画を制作する際、インターネット上で見つけた音源をフリー音源だと思って使用しました。後日、権利者から連絡があり、すぐに動画を削除し、「もう消しましたので、なかったことにしていただけませんか」とお伝えしました。しかし、一度利用した事実は変わらず、多大な労力と費用をかけて制作されたオリジナル音源の利用の対価として、利用料を請求されてしまいました。
  • 無断で楽譜をコピー・配布し、著作権者から指摘
    「合唱団の練習のために、購入した楽譜を人数分コピーして使ったら、出版社から連絡が来て高額な使用料を請求された…」「学校の授業で市販の曲をコピーして配ったら、著作権侵害だと問題になった…」など、教育現場やサークル活動でも、楽譜の無断コピーは深刻な問題に発展することがあります。
  • バレないと思って無断で編曲したら…
    既存曲を自分たちで演奏するために、独自のアレンジを加えたら、オリジナル楽曲の権利者から『許可を得ていない編曲だ』と使用中止を求められた…」というケースも。アレンジには編曲権や同一性保持権が関わり、無断で編曲するとトラブルになることがあります。

講師は現役作編曲家

日々、音楽著作物の申請・利用許諾を実務で行っている講師が、実体験を交えて、現場に即した視点で解説します。
法律の堅苦しさを取り除き、「実際にはどうするか」を分かりやすく伝えます。

この講座を受講すると…

違法コピー・無許諾利用の不安から解放されます。
自主的に手続きできる知識が身につきます。
学校や団体内で適切な著作権運用のリーダーになれます。

対象者(こんな方におすすめ)

本講座は、趣味で音楽を楽しむ方からビジネスで音楽を扱う事業者、音楽家まで、幅広く対応した内容になっています。受講者にあわせて解説の方針も変えますので、安心してご受講いただけます。

  • 演奏活動を行う音楽家・配信者
  • 学校の吹奏楽部・音楽部の顧問の先生
  • 吹奏楽団体の主催者・運営者
  • 音楽イベントの主催者・運営者
  • 音楽教室の運営者・講師
  • 作曲・編曲・楽譜制作に関わる方すべて
  • 音楽を扱う事業者およびその担当者
  • その他、音楽著作権に興味関心のある方

これまでに、作編曲家、演奏家の他に、企業SNS担当者、企業法務(著作権)担当者、音楽サービス提供事業者、音楽教室講師、趣味で音楽を始めた方、学校関係者等、様々な方にご受講いただいております。

実施概要

コース紹介

総合編

著作権は、著作物、実演、レコード、有線放送等に関する著作者や著作者に隣接する権利を定め、著作物等の文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図ることによって、文化の発展に寄与することを目的としています。音楽著作権全般について解説を行い、特に身近な5種類の利用方法について解説致します。
講座時間:4時間

基礎編

このコースでは、音楽著作権に関する基礎的な内容を学びます。音楽著作権の仕組みを初歩から学びたい方にオススメです。
著作権とは何か、JASRACやNexToneの役割、著作権登録・管理の基礎、音楽著作物の利用にあたって特に留意すべき点について解説いたします。
講座時間:2時間

実践編

このコースでは、より実践的な内容を学びます。音楽利用が多い「演奏」「配信」「編曲」「楽譜コピー」「学校利用」に分けて、それぞれ解説致します。実務に活かせる知識を身につけたい方にオススメです。
実際のケーススタディを通じて応用力を高めます。
本コースは、本講座基礎編の内容を理解されていることを前提に解説致します。
講座時間:2時間

受講場所

東京板橋会場

日時

自由予約制(10時〜22時、開始時間は10時〜18時)

会場

東京都板橋区(受講者のみ連絡)

オンライン会場

日時

自由予約制(10時〜22時、開始時間は10時〜18時)

ミーティングアプリ

Google Meet(開始前にURLをご案内)

募集開催

本講座は、地方での開催や大人数での開催等、受講者を募集する形で開催することがあります。日時や会場等、詳細はこちらをご覧ください。

受講料

総合編

4時間:音楽著作権の基礎から実践までを網羅

一般

1名:11,000円(税込)
2名以上:1名あたり9,900円(税込)【1,100円お得!】
(2名合計:19,800円(税込)、3名合計:29,700円(税込))

学生

1名:9,900円(消費税込)
2名以上:1名あたり8,800円(税込)【1,100円お得!】
(2名合計:17,600円(税込)、3名合計:26,400円(税込))

基礎編または実践編

2時間:音楽著作権の基礎または実践を学びます。

一般

1名:7,700円(税込)
2名以上:1名あたり6,600円(税込)【1,100円お得!】
(2名合計:13,200円(税込)、3名合計:19,800円(税込))

学生

1名:6,600円(消費税込)
2名以上:1名あたり5,500円(税込)【1,100円お得!】
(2名合計:11,000円(税込)、3名合計:16,500円(税込))

  • 学生料金は、学生が1人以上いる場合に限りご選択いただけます。
  • 受講料のお支払い方法は、「クレジットカード決済」または「銀行振込(お振込手数料はお申込者様負担、事前精算)」です。
  • 基礎編を受講された方が、基礎編受講当日に実践編の受講を追加される場合は、総合編との差額で受講いただけます。別日に受講される場合は通常料金になります。受講料(差額)のお支払いは、会場にてクレジットカード決済または現金支払いにて承ります。

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講師紹介

山田悠人(作編曲家、浄書家、YMDミュージック合同会社代表)
1989年福岡県北九州市出身。山口大学教育学部、尚美ミュージックカレッジ専門学校アレンジ・作曲学科卒業。作曲を池上敏、蒲池愛の各氏に師事。幼少時より音楽に触れ、高校吹奏楽部ではクラリネットを、大学吹奏楽部ではフルートを担当。大学在学中より作曲、編曲を始める。
2016年8月、YMDミュージック合同会社を設立し、CEOに就任。2020年6月、テレビ朝日系『題名のない音楽会』に編曲作品を提供。その他、音楽家や音楽団体からの作曲・編曲委嘱多数。『ムジカノーヴァ(音楽之友社)』2022年6月号から同年10月号まで「浄書家が秘訣をご紹介します! 演奏しやすい楽譜を作るテクニック」の執筆を担当。
現在は吹奏楽や室内楽の作編曲家、楽譜浄書家、レコーディング・エンジニアとしても活動している。YMDミュージック合同会社が主催する浄書基礎講座、音楽著作権実用講座の講師を務める。音楽大学で浄書講座の特別講師を務める。
今を生きる作編曲家の視点を活かした演奏会を企画する等、精力的に活動している。

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音楽著作権プチ講座のご紹介

弊社ウェブページにて音楽著作権プチ講座を公開いたしております。
音楽著作権実用講座の導入、体験として、当ページをご覧ください。

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