【講座情報】「浄書基礎講座」受講者の声のご紹介

2月19日(土)、20日(日)に開催する浄書基礎講座は今回で6回目の開催となります。
第1回、第5回講座に参加してくださった受講者の方より、講座の感想(受講者の声)を頂きましたので、ご紹介致します。

■小國 晃一郎 様(浄書家)■
2019年12月と2021年12月の2回、大阪での浄書基礎講座を受講させて頂きました。私自身、楽譜制作・浄書の仕事をしているのですが、日本では浄書を専門的に学習できる学校なども少なく、独学で何とか対応している所が多々ありました。
講座内容は、楽譜を構成する要素の説明(五線や音符などの名称など)と言った基本的な事から、「読みやすい楽譜(浄書)とは?」また楽譜のレイアウト(譜めくりの確保等)など実践的な事、また、知っていると役に立つ(奏者に喜ばれる)テクニックなど、多岐に渡る物で、様々なレベルの受講生に対応していました。
受講生からの質問などもかなり出ており、一つひとつ丁寧に説明されているのも印象的でした。
また、関東方面では浄書やFinaleのオフ会などと言った集いもある様ですが、そういった物も関西圏にはほとんどないため、浄書家や仕事仲間の横の繋がりが出来た事も、大変大きな収穫でした。

■得本 和音 様(作曲家)■
「記譜法」ではなく「楽譜作成ソフトの使用方法」でもない、「浄書」についてのセミナーです。演奏現場の経験や奏者のフィードバックを生かし、「奏者が見やすい楽譜とは何か」を追求した知見をセミナーで得ることができます。浄書の目的を「楽譜をきれいに見やすくする」ではなく「練習効果を最大化する」「作品の完成度を上げる」に置いているからこその視点で、浄書について学ぶことができました。
セミナーの内容としては、前述のための知識や浄書のポイントを具体的に伝えてくれるので内容が非常に実践的な印象です。実際の操作や数値の設定、ノーテーションソフトの設定方法など本当に出し惜しみがなく、そんな情報までセミナーで伝えていいのかとこちらが心配になるほどです。講師と受講者、そして受講者同士の距離感も近く、自分が困っていることの質問もしやすいため、悩みが解消されていくことも受講のメリットでしょうか。私は大阪で二度受講しましたが、二回とも非常に満足度の高いセミナーでした。

・2月19日(土)14:00~17:00
[講座名]
浄書基礎講座
[会場]
川崎駅付近(お申込み後ご案内)
[受講料]
一般8,000円、学生6,000円(※2人以上同時申し込みで1人あたり1,000円引)
受講申込はこちら

・2月20日(日)14:00~17:00
[講座名]
浄書基礎講座
[会場]
飯田橋駅付近(お申込み後ご案内)
[受講料]
一般8,000円、学生6,000円(※2人以上同時申し込みで1人あたり1,000円引)
受講申込はこちら

[講師]
山田悠人(作編曲家、YMDミュージック合同会社代表)
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