【作品紹介ブログ】ショパンの良さを感じられるアレンジ《12の練習曲 作品10 第2番、第4番[フルート4重奏]》

皆さんこんにちは!
本日は《12の練習曲 作品10 第2番、第4番[フルート4重奏]》をご紹介致します。

本楽曲は皆さん御存知、フレデリック・ショパンによって作曲されたピアノのための練習曲です。全12曲からなる練習曲の中から第2番、第4番を、フルート4重奏に編曲したものになっております。

第2番は、「Chromatic(半音階)」とも呼ばれ、その名の通り半音階で動いていくメロディーが特徴的です。フルート4本による旋律の受け渡しが綺麗に繋がると、より素敵な演奏になりそうです。

第4番は、のだめカンタービレでも使用された曲で、皆さん一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。かなり高度な技術を用いる曲で、目まぐるしく動く16分音符のコントラストを変えながら吹いていくのが難しいところではあります。

ショパンの曲と言えば難しいというイメージがありますが、その中にも美しい旋律や和音の移り変わりを感じられるのがショパンの特徴ではないでしょうか。指の練習をしながらショパンの良さを感じられる、そのような譜面になっております。

普段のカルテットの練習にも、演奏会にもおすすめの曲となっております。
また、アルトフルートの譜面は、4thフルートとしてコンサートフルートの使用も可能な楽譜となっております。

・12の練習曲 作品10 第2番、第4番
編成:フルート4重奏
作編曲者:F.ショパン(山田悠人)
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