【作品紹介ブログ】バッハが作曲した7つのトッカータのひとつ《トッカータ ホ短調 BWV915[サクソフォーン4重奏]》

皆さんこんにちは!
本日は、《トッカータ ホ短調 BWV915[サクソフォーン4重奏]》をご紹介致します。

本楽曲は皆さんご存知、ヨハン・セバスチャン・バッハ作曲のトッカータです。
バッハのトッカータと聞いて、皆さんどの曲を思い浮かべるでしょうか。実は、バッハが作曲し、トッカータと題名のついた曲は7つもあります。本楽曲はその中の2つ目にあたる曲で、1710年頃にチェンバロの為に書いたものであり、第一部Sostenuto(音を保持して) – Un poco allegro(すこし快速に) 第二部Adagio(ゆるやかに) 第三部Allegro(速く)という3つの部分に分かれています。

特に1楽章では、他のパートと強弱記号変えることにより、原曲のペダルを使用して音が残っているように聞かせるという工夫、こだわりもつまった楽曲になっています。

アンサンブルコンテストにもおすすめですし、練習すると個々の技術があがること間違い無しの曲です。

この曲は、ルミエサクソフォンカルテットの皆さんに演奏していただいており、YouTube動画もアップしておりますので、そちらも是非ご覧ください。

・トッカータ ホ短調 BWV915
編成:サクソフォーン4重奏
作編曲者:J.S.バッハ(斎藤広樹)
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