【作品紹介ブログ】戦場に響く横笛のイメージ《青葉の笛幻想曲[フルート4重奏、フルート5重奏]》

皆さんこんにちは!
本日は《青葉の笛幻想曲[フルート4重奏、フルート5重奏]》をご紹介致します。

本楽曲は、田村虎蔵が作曲したもので、埼玉県熊谷市を中心に活動する、熊谷フルートクインテット”ラヴニール”の委嘱により金山徹によって編曲されました。
この楽曲の元となっている、「青葉の笛」は1906年(明治39年)に発表された尋常小学唱歌で、平敦盛の平安時代末期の源平合戦「一の谷の戦い」が題材になっています。

平敦盛は笛の名手と呼ばれており、祖父から受け継いだ名器「小枝(青葉)」を愛用していました。

「冒頭のフルート・ソロと最後の短いカデンツァは、戦場に響く横笛のイメージで演奏していただければと思います。」と、編曲者の金山徹さんもおっしゃっていますので、気持ちは戦場でも笛を吹いていたとされる平敦盛になりきって吹いてみるとより一層この曲の雰囲気が出てくるかもしれませんね。

4重奏、5重奏の譜面を用意しておりますので、色々な機会に是非演奏してみてください。

・青葉の笛幻想曲
編成:フルート4重奏、フルート5重奏
作編曲者:田村虎蔵(金山徹)
[フルート4重奏版]
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[フルート5重奏版]
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